アトリエぽ
〈思わず”ぽっ”となる3色パステルアートワークショップ〉
が先日開催されました。
今回のテーマは「ぐるぐるの森」。
比較的形や色で遊びやすいので楽しく取り組みやすいテーマです。
ここでパステルの特徴や色の混ぜ方、混ざったらどんな風に色ができるか、などを体感します。
筆圧や色の分量など、自分の特徴や癖みたいなものが出てきて面白い。
私はなぜか濃くなりがち。ふわっとした色味にしようとしても、なぜかどんどん濃くなっていきます。はっきりとその色味を出すのが好きみたい。
そういえばふわっとした柔らかい色の服は着ないかも。。。
みなさん色が重なっていくたびに「うわ~色が変わった!キレイ!」ととても楽しそう。
こういう満足感ってなんだか嬉しいですよね。
一枚目が終わったら今回のテーマの「ぐるぐるの森」を描きます。
コットンに描きたい色になるように1~3色のパステルをこすりつけ、それを紙の上でぐるぐると混ぜ合わせるイメージ。
この時間みなさんすごい集中していて、しばし静寂な時間…。
最後は綿棒を使って幹や枝を足して仕上げ。
それぞれ個性のよくでた作品となりました。
描いた後は描いている時の気持ちを話したりお互いの絵を見て感想を言い合ったりします。
この時間が大事で、自分では思ってもみなかった視点で感想をもらえたり、話しながら改めて自分の気持ちに気づいたりして、それが「自分を認める」ということに繋がるそう。
描く前に講師のナオミさんが、絵を描くことの脳への影響やそこからの気持ちへの影響など、心理学のお話なんかも織り交ぜながら話してくださいます。
そこからの話によると、出来上がった絵は言ってしまうと「描くこと」の副産物。
上手い下手というジャッジは全く意味をなさないのです。
その「描いている時間」がとても大事。
心の中で自分と対話して自分の気持ちと向き合う時間になる。
それが3色のパステルを使った絵となって表現されている、ということなのです。
終わった後に「こうやって自分のためだけに時間を使うなんて久しぶり!家でも仕事でもいつも誰かのために時間を使っていたから。自分だけの時間ってすごく大事ですね!」と感想をくださいました。
「自分で絵を描けた」事にもとても喜んでくださいました。
参加者の方の感想をお聞きしてると、描き終わった後の気持ちのスッキリ感や、ふわっと嬉しい気持ちが続いている方が多く、そんなつもりで受講していなくてもしっかりアートセラピーになってるんだなぁ、と思います。
私もこっそり毎回参加させてもらってますが、描くのが楽しみになっています。
参加してくださったっみなさま、講師のナオミさん、ありがとうございました!
どんなに忙しい日々の中でも、自分に向き合う自分のための時間って本当に必要だなと近頃感じています。
意識してその時間を作ることで、ただただ流れゆく時間の中でハタと止まって自分の状態を知り、そこから軌道修正したりまた気持ち新たに頑張れたりできるのかな、と。
それが自分だけではなく周りにいる人にもきっと良い影響を及ぼすのかなと思います。
子育てに追われているお父さんお母さん、
仕事に追われて日々忙しくしている方、
なんとなく日々モヤモヤと過ごしている方、
ただ描くごとを楽しみに、そして気持ちをすっきりリセットしにぜひいらしてください。
新しいコミュニティの場所が欲しいと思っている方もぜひ。
今後のワークショップは
11/24(水)、12/22(水)に開催予定です。
詳細決まりましたらまたSNS等にアップしますね。
みなさまのご参加お待ちいたしております。